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東天の獅子 第4巻 天の巻・嘉納流柔術 単行本 – 2008/12/17
夢枕 獏
(著)
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購入オプションとあわせ買い
講道館の門下生を夜ごと襲う「梟」と名乗る男は「唐手(トゥディー)」の使い手であった。西郷四郎は武田惣角から沖縄での唐手の体験談を聞く――そして、第2回警視庁武術試合には唐手勢力が乗り込んでくる!
- 本の長さ420ページ
- 言語日本語
- 出版社双葉社
- 発売日2008/12/17
- ISBN-104575236519
- ISBN-13978-4575236514
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商品の説明
著者について
1951年神奈川県生まれ。77年、SF文芸誌『奇想天外』にて「カエルの死」でデビュー。89年「上弦の月を喰べる獅子」で10回日本SF大賞、98年「神々の山嶺」で第11回柴田錬三郎賞を受賞。「餓狼伝」「魔獣狩り」「キマイラ」「陰陽師」シリーズなどで人気を博す。著書多数。趣味である格闘技、釣り、写真に関連した著作も数多い。近著は「毎日釣り日和」。
登録情報
- 出版社 : 双葉社 (2008/12/17)
- 発売日 : 2008/12/17
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 420ページ
- ISBN-10 : 4575236519
- ISBN-13 : 978-4575236514
- Amazon 売れ筋ランキング: - 126,243位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 36,992位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1951年、神奈川県小田原市生まれ。77年に作家デビュー後、“キマイラ・吼”“魔獣狩り”“闇狩り師”“陰陽師”シリーズ等人気作品を発表し、今日に 至る。89年『上弦の月を喰べる獅子』で、第10回日本SF大賞を、98年『神々の山嶺』で第11回柴田錬三郎賞を受賞。日本SF作家クラブ会員(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 天海の秘宝(上) (ISBN-13: 978-4022507631 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年3月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
すきだなぁ。のめり込むなぁ。もっともっとゆっくり味わいながら読みたいが、どうしても一気に了読。
2009年9月16日に日本でレビュー済み
幾つかの試合のシーンでほろりとしました。大変面白く毎晩夜更かししながら3日程で4巻読んでしまった。是非続きを書いてほしい。でもシリーズが多すぎて厳しいかな。ひとつだけ注文をつけるとすれば、4巻の最後の試合のシーンが残念。一番読みたいシーンでした。一番書くのが難しいところだろうなとは思いますが、作者に期待もしていたので・・・
2008年12月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
柔術を柔道として体系化した嘉納治五郎は素晴らしい!
しかし、その人生を茶化している著者には問題がある。
確かに面白い。
面白ければいいのか?
お笑いが下ネタに走るのと同じ下品さがある。
もう少し、自分を見つめ直して著作活動をして欲しい。
ファンであるが故の辛口コメントです。
しかし、その人生を茶化している著者には問題がある。
確かに面白い。
面白ければいいのか?
お笑いが下ネタに走るのと同じ下品さがある。
もう少し、自分を見つめ直して著作活動をして欲しい。
ファンであるが故の辛口コメントです。
2009年7月29日に日本でレビュー済み
天の巻、完結。
今巻も、恐ろしいぐらいの面白さ。電車の中で読んでいて、不覚にも涙してしまった。
作者の筆力だろうが、格闘する男たちの間に通じる熱い思いが、伝わってくる。
本を読んで泣いたのは、本当に久しぶり。面白い小説は多くても、泣ける小説って数少ない。
また、作者の後書きもいい。自ら認めるように彼は世界で一番格闘シーンを書いた小説家で、しかも、最も美しく描く。
あぁ、この感動をうまく言葉にできない自分がもどかしい。
「地の巻」はいつ出るんだろう?
今巻も、恐ろしいぐらいの面白さ。電車の中で読んでいて、不覚にも涙してしまった。
作者の筆力だろうが、格闘する男たちの間に通じる熱い思いが、伝わってくる。
本を読んで泣いたのは、本当に久しぶり。面白い小説は多くても、泣ける小説って数少ない。
また、作者の後書きもいい。自ら認めるように彼は世界で一番格闘シーンを書いた小説家で、しかも、最も美しく描く。
あぁ、この感動をうまく言葉にできない自分がもどかしい。
「地の巻」はいつ出るんだろう?
2013年8月29日に日本でレビュー済み
昔はこの作者の本をよく読んでいたのですが、徐々に読まなくなりました。
柔道がテーマという事で久々に読んだのですが、評価できるのは全四巻で話を終わらせた、という事だけでした。三巻まではまだ読めたのですが、最終巻はダメです。特に格闘シーンがまったく書けていない。後日譚がいらない。あとがきが自画自賛すぎて臭くて読めない。等々。
今後、この作者の作品は読まないと思います。
柔道がテーマという事で久々に読んだのですが、評価できるのは全四巻で話を終わらせた、という事だけでした。三巻まではまだ読めたのですが、最終巻はダメです。特に格闘シーンがまったく書けていない。後日譚がいらない。あとがきが自画自賛すぎて臭くて読めない。等々。
今後、この作者の作品は読まないと思います。
2009年4月11日に日本でレビュー済み
東天の獅子の天の巻の最終巻だ。
引き続き、講道館の西郷、横山や、大東流の武田惣角、そして沖縄手の格闘家など魅力的な人物が、自分の全てを出し尽くして、戦う姿が描かれる。
でも、この巻は少し物悲しい。それは実在の人物を描いているだけに、全てには終りがあるからだ。
この物語は小説なので登場人物のキャラクターや試合内容まですべて脚色されていると思うが、それでも現在世界中に広まった柔道の創生の時代の、男達の見事な生き様を描いた、見事な作品だと思う。
天の巻全体に対して星5つを進呈したい。
引き続き、講道館の西郷、横山や、大東流の武田惣角、そして沖縄手の格闘家など魅力的な人物が、自分の全てを出し尽くして、戦う姿が描かれる。
でも、この巻は少し物悲しい。それは実在の人物を描いているだけに、全てには終りがあるからだ。
この物語は小説なので登場人物のキャラクターや試合内容まですべて脚色されていると思うが、それでも現在世界中に広まった柔道の創生の時代の、男達の見事な生き様を描いた、見事な作品だと思う。
天の巻全体に対して星5つを進呈したい。
2011年3月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小学生の頃から夢枕獏小説を読み始め、キマイラを大人になっても読了できない。その意味で東天の獅子はよかった。とりあえず完結したのだから。格闘技、武術を巡る世界は大きく変化している。当然読者の目も肥えてくる。読者だって年を取って経験を積んでいる。だから本作品の武術についての認識は今となっては古いという思いが頭を離れない。琉球空手は単なる打撃系格闘技と表現され、武田惣角はまるでバリートーダーみたいだ。舞台が明治で近代武術の黎明期であったことから、あとがきでも時代小説である旨書かれているが、結果として素材を明治に取ったに過ぎず、いつもの格闘小説が展開されている結果となってしまった。武術自体への視線が欲しかった。時代小説であるならば、慣れ親しんだ格闘技小説を明治に持ち込むのではなく。